2017年01月16日(月)
理想の座り方 2 [姿勢のお話し]
理想の座り方 2
これまでも何回か理想の座り方のお話しをさせて頂いたので、それ前も聞いたよ〜‼っと言われてしまうかもしれませんが、今回はもう少し詳しくお話ししたいと思います。
以前、お話しさせて頂いたのは
1.床に足の裏をキチンとつける。
2.膝が90度の角度になる様に椅子の高さを調整する。
3.骨盤を立てて、背筋を伸ばす。
簡単にお話しすると、この3つでした。
それでは、今から一緒にやってみて頂きたいです。
まず、椅子の高さを膝の角度が90度になる様に調整して下さい。
そして、背筋を伸ばしてみて下さい。
この感覚を覚えていて下さい。
今度は足の裏が床につかない高さまで椅子の座面を上げて下さい。
それで、背筋を伸ばしてみて下さい。
背筋が伸ばしにくいと思いませんか?
これは下半身が不安定になる事でバランスを取ろうと骨盤が後傾してしまい、猫背を作ってバランスを取ろうとするので背中や腰が伸ばしに難くなるんです。
最初にやって頂いたポジションは足の裏が床にしっかりとついているので、下半身が安定して骨盤も前に転がしやすくなり、猫背でバランスを取らなくても楽に背筋が伸ばせるんです。
でも、この良い姿勢を続けるのが辛いと感じる方は多いと思います。
通常、事務チェアなどは座面の角度が膝からお尻の方向に下がっている物が多いです。
それに対して、背もたれの凹凸が体に合っていなかったりするとバランスが取りづらいので、腰の辺りに少しクッションを足してあげると楽に良い姿勢が取れると思います。
良かったら、試してみて下さい。
(写真1の様な感じ)
あまりにクッションが大きかったり、硬過ぎたり柔らか過ぎたりすると逆に負担が掛かるので心地良いと思われるぐらいの物を使われると良いと思います。
普段から猫背で座っている方は特に背中を伸ばす方向への可動域の減少や筋力の低下、下半身の筋肉のバランスが崩れていたりする方が多いので良い姿勢を長時間持たせるのはツライと思います。
(写真2の様な感じ)
あと、最初から背もたれの腰部を支える凸がある椅子をお使いの方はしっかりとお尻を椅子の後ろまでつけて座れば、クッションがなくても自然と良い姿勢が取れると思います。
そうする事で股関節の大転子・肩・耳たぶが体の中心線に近い所に並びやすくなるので、体にかかる負担が減る事で首や肩のこり・背中・腰椎などの症状がある方にオススメします。
ソファーなどでも当てはまると思うので、良かったらやってみて下さい。
赤ちゃんがいるママさんは授乳クッションなどを使っても良いと思います。
どれだけ、体幹の筋力をトレーニングで強化しても各関節の可動域やバランスが悪いと良い姿勢を長くは続けられませんもんね。
最近ではお尻の下に敷くクッション(骨盤を前傾させるアイテム)も売ってますので、そういうアイテムを試してみても良いかもしれませんね。
クライアントさんに院内の椅子で試して頂くと『本当だ‼』ってビックリされる方が多いです。
デスクワークの場合ですが身長が低い方は椅子の高さを先程の様に合わせるとデスクが高く感じてしまうと思います。
そういう時は踏み台などを使って頂くと良いと思います( ^ω^ )
良かったら、今日からオフィスやお家などで試してみて下さ〜い( ´ ▽ ` )ノ
そして、今度はオフィスなどでも簡単にできるストレッチをご紹介したいと思います。
良かったら、読んで下さいね‼
Posted by 管理者 at 08時49分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )