2017年01月12日(木)
無理せずに前屈する方法 [姿勢のお話し]
昨日、来院された方で開脚や前屈が苦手なんですよね〜っという方がみえました。
いや、僕も昔は前屈や開脚が苦手でした…f^_^;
前屈が苦手=太ももの裏側やふくらはぎの筋肉が硬い。
開脚=太ももの裏側や内側の筋肉が硬い。
という訳です。
じゃあ、早速やってみましょう‼
っとなると?
体を前に曲げていこうとしているのに、骨盤を後傾させていく方が多いです。
(1枚目の写真みたいな感じ)
何故なら、そういう方は普段から骨盤が後傾して、太ももの裏側の筋肉が萎縮している+柔軟性の低下している事が多いので、骨盤を前傾させる動きが苦手+太ももの裏側の筋肉が伸びない=前屈が苦手という感じになります。
それでも、何とか角度を出す為に体の前側の筋肉で無理やり引っ張って手を床につけようとします。
これでは、自動車で例えると登り坂をアクセル全開で登っている様なものです。
理想は骨盤を前傾させて、太ももの裏側の筋肉が伸びている事を感じながら、体幹も屈曲させて角度を出すのが良い方法だと思います。(2枚目の写真みたいな感じ)
開脚であれば、太ももの内側の筋肉が伸びているのを感じでみて下さい。
ムリムリ〜‼っという方は3枚目の写真の様に何か台に手を付いてやってみて下さい。
体が安定してやり易いと思います。
まずは床に手をつける事だけを考えずに骨盤を前傾させて→太ももの裏側の筋肉が伸びるのを感じながら無理なくストレッチする事が大切です。
無理にストレッチをすると痛みを感じて、筋肉に過緊張が起これば逆効果になってしまいます。
ウサギとカメの競争ではありませんが1日1日コツコツとストレッチした方が体の為にも良いですし、効果がでるのも早いかもせれませんね( ˘ω˘ )
そして、先程もお話しに出てきましたが、骨盤の後傾+猫背の方は立っている時だけでなく、座っている時も骨盤の後傾+猫背でいる事が多いです。
という事は前方頭位+猫背+巻き肩になるので、首や肩の凝りにもつながってきます。
前屈が苦手だという方が首や肩こり・腰痛なども感じている方が多いのも分かって頂けたのではないでしょうか。
実際にストレッチをする時間を作るのが良いとは思いますが、何となく『ながらストレッチ』をしてみる事もオススメします。
例えば、スリッパを揃えようとする際に、先程の様に骨盤を前傾させる→太ももの裏側を意識して伸ばす→背中・腰を屈めていく感じでやってみる。
腰痛をかばう為に上記の様な姿勢を作ってバランスと取る事も多いので、腰に不安がある方は気をつけてストレッチして下さいね。
読んでもよく分からないぞ‼っという方は来院された際にでもご質問下さいね(^^)
今日から3回シリーズで『無理せずに前屈・開脚をする方法』『理想の座り方』の内容で更新していこうと思っております。
良かったら、読んで下さいね( ´ ▽ ` )ノ
Posted by 管理者 at 13時35分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )